
脱毛と聞いて一番最初に頭に浮かぶのは「ワキの脱毛」ではないでしょうか?
もちろん脚や手も気になりますが、剃り残しなどがあったら目立つのはワキだと思います。
最近は低価格のサロンもでてきて学生でも通いやすくなった脱毛ですが、安いといってもそれなりの金額。
なので無駄にならないように効果的な方法、ワキ脱毛と毛周期の関係をまとめてみました!
ワキ脱毛は毛周期に合わせて
サロンでのワキ脱毛は、「早く脱毛したいから頻繁に通えばいい」ということはできません。
それぞれのサロンによって多少は異なりますが、基本的には2~3ヶ月の間隔をあけての施術になります。
どうしてそれほど間隔をあける必要があるのかというと、それには「毛周期」といって、ムダ毛が生える周期が関係しています。
脱毛機器による脱毛は「毛が生える周期」に合わせて施術することが重要です。
毛周期の中でも効果があるのは最も細胞分裂が活発な「成長期」だけです。
脱毛機器はワキ毛の毛根部分である「毛母細胞」という部分に光を照射し、黒い色素であるメラニン色素にダメージを与えて毛根を破壊します。
ところが、成長期以外の毛根はその色素が薄くなっていて効果が出ないのです。
これは脱毛サロンでもクリニックでも同じになります。
この毛周期は部位によって多少異なるのですが、ワキの場合は2~4ヶ月だと言われています。
いくら早く脱毛したいからといってワキの毛周期に合わせて施術しなければ効果がありません。
毛周期は人によって差があるのでスタッフと相談しながら施術してもらいましょう。
通う期間はどれくらい?
ワキ脱毛にかかる回数は個人差がありますし、どの程度まで脱毛したいかによって期間が異なります。
通常、エステサロンでの脱毛は医療クリニックよりも脱毛機器のパワーが弱いため時間がかかります。
ワキのムダ毛は目立ちやすいので完全にツルツルにしたいというのなら15~18回ほど、期間でいうと2年半~3年以上はかかることになります。
もし、多少ムダ毛が残っていても「薄くなって目立たなくなればいい」と思っているのなら10回程度、1年半~2年ほどかかると思われます。
これらは個人の毛周期や毛質によって違ってくるので、あくまでも目安だと考えてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?今回は脱毛サロンに通う前に知っておくと役立つワキ脱毛の基礎知識についてまとめました。
自己処理に慣れてきた人にとってサロンでの脱毛は、好きな時に通えず時間がかかって面倒に感じるかもしれませんね。
「脱毛10回コース」なら、「毎月通って10ヶ月で済ませてしまいたい!」と思うかもしれません。
ところが脱毛機器でワキ脱毛する場合、ムダ毛の生えてくる“毛周期”を無視して頻繁に通っても効果がないばかりか肌にダメージを与えるだけです。
脱毛に効果があるのは細胞分裂が活発に行われる「成長期」だけなので、焦る気持ちは分かりますが毛周期に合わせた間隔を空けて気長に通うことでツルツルのワキを手に入れましょう!